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低コストでネット繁盛店をつくる〜EC-CUBE編その1〜

投稿者:munenori-iwai | 2012年/05月/10日

こんにちは、いわいです。

まずはじめに

EC-CUBEロゴ

こんにちは、いわいです。今日から連載はじめます。よろしくお願いします。

まず自己紹介します。私はIT業界に十数年ほど身をおき、企業の大規模な業務システムの開発プロジェクトに関わってきました。分かりやすく言えば、Java の Web アプリケーション開発で、主にお客さんとシステム化の要件を決めたり、設計書を書いたり、テストをしたり、チームをマネージメントしたりしてました。システムエンジニアとかITコンサルタントとか言われている職種です。2010年に会社を退職し、2011年に事業を立ち上げてからは、主に中小企業や個人事業主の方の経営やITの支援に携わっています。
その中で今回は、ITコンサルタントとして培ったスキルと、いくつかのネットショップの運営支援で得たノウハウとをブレンドして、皆さまにお伝えしてゆきたいと考えています。

ネットショップ構築から運営までいかに低コストで実現するか!?

結論から言うと、5年前とくらべかなり低コストで実現することができるようになったと思っています。例えば、業務システムでも、近年はメインフレームから脱却し、Unix/Linux系のシステムやオープンソースを採用することで、ダウンサイジングとコスト削減を実現しています。同じくインターネット上のサービスも、PHPやPython,Rubyと言ったライトウェイト言語で構築されたオープンでフリーなアプリケーションが数多く存在します。今回は、これらの資産を有効に活用することで大手ネットモールや商用サービスを利用するより大幅にコストを抑えてサービスを立ち上げてみることにします。

楽天市場?Yahooショッピング?どこに出店すればいいのか

ネットショップを出店する際、まず大きく分けて2つの選択肢があります。

  1. ネットモールに出店する。
  2. 単独で出店する。

1は、楽天市場、Yahooショッピング、Amazonマーケットプレイスといった大手ネットモールへの出店で、2は、EストアのショップサーブやGMOのカラーミーショップに契約し、単独で出店する方法です。この2つの大きな違いは、費用と集客です。ネットモールには出店料、ロイヤリティなどの安くない費用を支払う必要がありますが、無名の店舗であっても、大手のブランド力でネットモールが顧客を集客してくれます。しかし大手ネットモールには、それをねらうライバル店もひしめいているため、熾烈な同業同士の競争があります。それに対し単独で出店すると、出店料は大手ネットモールと比べて驚くほど安く同業との競争もありませんが、開店しただけではまず誰も来店してくれませんので、自分で集客の方法を模索しなければなりません。

大手ネットモールに出店するか、単独で出店するか!?

「結局、何を選択すればいいか、分からないじゃない」と言う方に1つアドバイスしますと、まずは単独ショップで安価にスタートして、ある程度ノウハウを積んでから大手ネットモールへ出店する方法を取られるのがよいと思います。これにはちゃんと理由があって、ネットショップの構築には、まずとても時間がかかるからです。商品のデータ登録から写真撮影、送料や決済方法の設定、開店前に決めなければいけない開店準備作業がいっぱいあって、無論この準備期間も月額の費用が課金されてしまいます。なので、最初から大手モールでショップ構築するより、まずは独自ショップで構築して、軌道に乗ったところでさらに大手モールに出店すれば、ノウハウや商品データ、写真は移行するだけで済み、コスト的メリットもあります。

オススメの独自ショップ構築方法「EC-CUBE」

EC-CUBEデモ画面

「数百万かかってもいい、とにかく早く出店して事業化したい」という、資金力も人材も揃っている企業であれば、実績のある業者を見つけて、短期決戦で楽天やYahooに出店することをぜひオススメします。しかしそうでない方は今からお話する方法を考えてみてください。EC-CUBEは、Wikipediaによると『オープンソースのEC向けコンテンツマネージメントシステム(http://ja.wikipedia.org/wiki/EC-CUBE)』とあり、株式会社ロックオンが開発してきたシステムをベースにオープンソース化した無料で使用できるECショップ(デモサイト)で、「EC-CUBEの公式サイト」には、簡単な導入方法やECショップをインターネット上に公開するためのレンタルサーバー、独自のカスタマイズを請け負ってくれる開発パートナーが紹介されています。

できるところまで自分の手で構築してみましょう

しかしこの連載では、これらのレンタルサーバーやパートナーを使わずに、さらに低コストでECショップ開店までこぎつける方法を模索したいと思います。コストをかけないためには、自らの手を動かす必要があります。技術的なハードルもやや高いと言えます。でもできるところまで自力でやってみるとよいかも知れません。まったく理解せず業者に丸投げでは、その良し悪しも分からないままですし、その業者が提示してきた費用が高いのか安いのかすらも判断できない、なんてこともよく聞く話です。

さて、次回からは実際に環境の構築などの手順に入って行きたいと思います。

それでは今日はここまで。ばいばい。