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Googleアナリティクスを利用してみよう!〜まずはトラフィック分析から

投稿者:hana-masuyama | 2012年/05月/23日

こんにちは ますやまです。

東京スカイツリーがオープンしましたね!ランドマークで人の流れが変わるともいいますが、周辺地域の街の活性はもちろん日光方面への集客(東京スカイツリー駅から日光に行く路線がある)まで、色々な企業や人々の期待や思惑が絡み合っている様がなかなか興味深い。渋谷にも渋谷ヒカリエという新たな商業施設ができましたが、まだまだ大掛かりな渋谷再開発が計画されているようです。さすが東京、資本力と集客力が違いますねぇ。

さて今回から、Googleウェブマスターツールに続き、より詳しい分析が可能となるGoogleアナリティクスについて、お話していきたいと思います。アナリティクスもGoogleから無料で提供されており、これを利用してトラフィックやマーケティング効果を分析し、その結果をマーケティング活動に生かしたり、より効果的なウェブサイトを作成したりするのに役立てることができます。

しかし、アナリティクスには、たくさんのディメンションと指標があり、専門用語も多く、最初はどこを見てよいのか、わからないものです。まずは押さえるべきポイントを意識しながらお話したいと思います。

アクセス解析はトラフィック分析から

トラフィック、つまり自分のサイトへの往来、どこから、また何をきっかけに訪問者がやってきたのかを考えます。訪問のきっかけごとに3つに分類することができます。

  • ノーリファラー : ブックマークやメールマガジンなどでURLを直接指定した
  • 参照トラフィック : ブログや掲示板などのリンクをたどってきた
  • 検索エンジントラフィック : GoogleやYahoo!などの検索エンジンで調べた

実店舗で「常連客」「紹介客」「一見客」と客層を分けるように、ウェブの世界では、「ノーリファラー」「参照」「検索」の3つに分けて計測します。

ノーリファラー(直接)トラフィックは、もともとサイトの存在を知っている常連さんで、サイトへの忠誠心は最も高いと考えられます。

参照トラフィックは、常連さんが自分のブログで書いたり、投稿したり、他のウェブサイトで掲載されたリンクをたどって訪れます。気に入れ閲覧し、うまくいけば何か買って帰ってくれるかもしれませんが、期待に反するコンテンツであればすぐに帰ってしまう存在です。

検索エンジントラフィックは、GoogleやYahoo!などの検索結果から訪れる目的意識が高い一見客です。目的に合っているコンテンツなら閲覧してくれますが、そうでなければさっさと帰ってしまいます。

ではここで実際にあるお店の例を見てみましょう。

まず円グラフで表示されているとおり、このお店を訪れているのは、検索エンジントラフィックがダントツで多く、次いでノーリファラー、参照トラフィックであることが分かります。ユーザーサマリーを見るとわかるのですが、このお店の訪問者の約86%は新規訪問者、リピーターは約14%ですので、新規訪問者はほぼすべて検索エンジン経由で訪れていると考えられます。

また、キーワードを見ると、どのようなキーワードで検索して入ってきているかもわかります。約60%が「結婚式 ワンピース」もしくは「結婚式 ワンピ」というキーワードで訪れていることがわかります。

検索トラフィックの参照元を見てみましょう。

これを見ますと、検索エンジントラフィックの約60%の人がYahoo!経由、次いで約30%がGoogle経由で訪れていることがわかります。一般的に、ショッピング関連の検索は、Yahoo!を使う人が多いと言われていますので、この結果もそれを裏付けるものといえそうです。もし、このサイトの経営者が何らかの広告をYahoo!かGoogleでと考えているなら、Yahoo!に出す方が、効果がある可能性が高いといえるでしょう。

次に、参照トラフィックの参照元を見てみましょう。

Yahoo!カテゴリからやWeb shop探検隊などのリンク集から少しアクセスがあります。一番多いのは、ドコモのスマートフォン向け「dメニュー」からのアクセスのようです。google.co.jpと表示がありますが、これはどうやら画像検索から入ってきているようです。ということは、画像のalt属性やファイル名をわかりやすく記述しておくことで、画像検索ルートからの集客も見込めることがわかります。意外なのは、facebookから2件の訪問があることです。このお店はfacebookページを持っていませんので、誰かがfacebookで紹介のリンクを掲載して、それを見た誰かがアクセスした可能性が高いと考えられます。このように、それぞれの参照元をクリックするとより詳しい情報がわかりますので、気になる参照元はチェックしてみましょう。

このお店は、検索エンジン経由のアクセスが圧倒的に多く、新規訪問者の割合も高いので、検索順位のアップと検索キーワードとサイトのマッチングつまり検索している人の要望に見合うサイト設計、品揃えになっているかが重要なポイントだと思います。

一方、ノーリファラーや参照トラフィックをを増やすために、メールマガジンの発行や店長ブログの強化、スマホやソーシャルメディアをどう活用できるかということも今後の対策として無視できないと思われます。

アナリティクスは本当に情報量が多く奥が深いのですが、ウェブ分析の入り口としてまずはトラフィック分析を行い、お客さんがお店を訪れたきっかけを探ってみてはいかがでしょうか。

以上、ますやまでした。